差が曖昧な職業

こんにちわ、観音寺市マリアージュコトブキのカメラマン樫谷です。
一気に暖かくなり、桜が一斉に開花しそうな予感がします。

一枚100円で売っても八万になるのに800枚撮って一万しかない報酬ってカメラマンを馬鹿にしすぎてるとしか思えず久しぶりにFBをみて憤りを感じました。

カメラマンを道具としか見ず、経営側だけが儲かるシステムになってるマネーゲームの会社なのは間違いありません。写真に対して気持ちはないでしょう、気持ちがないだけで手抜きになるし、お客さんは見抜きます。そんな会社うまくいくわけがない。プロに頼む意味も分かってない、それを堂々とFBに載せる。あまり否定的なことは書きたくないんですが、そういう会社があるのも事実です

 

プロとアマの区切り

最近ずっと考えることがあるんですが、カメラマンは資格や免許がいりません。
今日から「僕、カメラマンします」「今日から写真家です」と言ってしまえば本当になれてしまいます。 それを後押しするかのようにカメラの進化とスマホの進化、ライトルームやフォトショップなどの画像編集ソフトの低価格(月額980円)での提供。世界的に有名なナショナルジオグラフィックスとか世界的に有名な写真共有サイトの500pxやflickr(フリッカー)などを見てもプロとアマチュアの差がわかりません。どれも目を見張るような素晴らしい作品が数多くあります。
違いといえば自分の撮った写真に対してマネジメントして撮影するということ自体を提供して収益として手にしてるかどうかの違いくらいだと思います。

 

僕が思う写真家

万人に共通するとは思ってません、僕の個人的な考えです。写真家という名称はプロだけが使うものでなく、アマチュアの方もプロの方も、使うこと自体そこに差はありません。誰が名乗っても問題はないんです。
ただ、気持ち、技術、行動、オリジナリティ(世界観)が全て揃って初めて名乗れるものだと思ってます。
行動と気持ちがあっても、技術もなく誰かの真似事では、それは写真家ではなくただの写真好きだと思います。


僕は写真家とは名乗りません、行動がともわないんです。お店のお客さんを撮る写真を最優先に考えます、お客さんが「こういう風に撮って欲しい」とか「こんな写真が欲しい」とか事前に打ち合わせをした後でお客さんの要望通りに撮り、自分の本当に撮りたい写真が真逆の場合、自分をセーブすることがあります。それがお客さんにもお店的にも一番いいと判断できるからです。
自己満の写真でなくお客さんが喜ぶ写真が「いい写真」という区切りになります

仕事柄、自分の本当に撮りたい「人物でも風景でも祭りの写真でも」後回しになります、だから写真家とは自分の中では名乗れません。ただのカメラマンです。
あっ、最近祭りの写真が撮りたくてたまりません(笑)

この4つ(気持ち、技術、行動、オリジナリティ(世界観))を持ち、自分の生活や大きくいうと人生まで全てを写真に捧げるくらいのレベルの人が本物の写真家だと僕は思ってます。

 

境が曖昧すぎるけど

今の時代はプロとアマの差が本当に曖昧です、機材だって差はありません。でも写真家を名乗るのは気持ち、技術、行動、オリジナリティー(世界観)が揃わないと、どれか一つでも欠けてはダメだと思うし、でも欠けていても写真家を名乗ってる人はいるし・・・

「写真家」という言葉にもっと敬意を

本物の写真家さんにもっと賞賛を

簡単に名乗れるほど軽くはないと思います

もちろんこれは僕個人の考え方なので偏ってると思います。

でも写真が本当に好きだから、今の環境でたどり着いた僕の考えです。

きつい表現も書きましたが、曖昧な時代になったからこそ、自分の中でブレてはいけないことがあるって思い書きました

 

 

今日は以上です

読んでもらってありがとうございます

 

 

 

 

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観音寺市貸衣裳マリアージュコトブキ 写真事業部主任カメラマン ブライダル、振袖、753、お宮参りなどの和装の貸衣裳に関する撮影をしてます。 仕事でも写真を撮りますが、趣味も写真でライフワークの一つとして取り入れ風景や祭りを撮り続けています。 その時にしかない一瞬を切り取り記録でなく記憶に残る写真を撮り続けます。

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