遺影、終活写真の本当の使い方と残し方
やっと香川にも雪が降りました。雪景色が撮りたくてソワソワしております。
まぁ雪もすぐ止みましたけど笑
マリアージュコトブキの樫谷です。
先月のワークショップで話した事をブログにまとめてみました。
この仕事を始めた当初から、この話は結構お客さんには伝えてる事なんです
最初に
遺影写真、終活写真は縁起の悪い物ではなく、精神的に余裕のある時、体力的に余裕のある時に撮る事により、その余裕が気の充実や身体の活力につながり逆に長生きすると言われてます。
遺影でなく思い出の写真として
この写真は、結婚50周年の金婚式の記念写真
結婚当時、ドレスを着れなかったおばあちゃん。
「死ぬまでには一回ウェディングドレスを着たい、それを遺影にしたい」
冗談交じりで息子夫婦に話したところ、本当に息子さん夫婦がブライダルフォトをプレゼント。
最初は照れくさくて恥ずかしがってたおじいちゃんも、おばあちゃんの笑顔で緊張が溶け終始笑顔で撮影。
このお孫さんのポーズも僕が指示したのではなくお孫さん同士が自ら考えてこういう風に撮ってくださいとリクエスト。
このニ枚の写真の中に二人の時間、家族との時間、おじいちゃんおばあちゃんに対しての思いが全て詰まってる
「夢が叶った、ありがとうね」って家族に話してるおばあちゃん見て、初めて撮影してて泣きそうになりました
そして実はこのお二人、一枚目の写真でゼクシィで全国デビューをしております(笑)
撮影してから、2人の会話も増え、何度も写真を見返し、お互いに元気になったとの声も頂いてます。
一つのきっかけですが写真を撮るだけで気の充実につながった良い例だと思います。
御年100歳のおばあちゃん。
自分の足でお店まで来て、自分で歩いて家まで帰るという、パワフルなおばあちゃん。
このおばあちゃんは遺影とか終活の言葉を使わないんです。
一番印象に残ってた言葉が
「100歳の誕生日の写真を撮りに来ました」
という言葉。
「100歳の誕生日を祝ってくれた家族や親戚に今の自分の元気な姿を撮って、写真でお返しがしたい。」
本当に100歳に見えないくらい綺麗なおばあちゃんで考えもしっかりしている。
そして心と体に余裕があるんです。
その余裕が若さと健康に繋がって、その元気な時に写真を残すことで、見返した時自分自身が元気になり周りの人達も元気になれる。
これが本来の遺影終活写真の使い方だと思ってます。
おじいちゃん、おばあちゃんも写真撮影に誘って欲しい
このブログを読んでいる方は、親御さんという立場の方が多いと思います。
お宮参り、753、入学や卒業、成人式、ブライダルと核家族だけで撮るのも、もちろん大切ですが一回でいいので
「おじいちゃんおばあちゃんに一緒にスタジオで撮ろうよ、2人で撮ってもらいなよ」
って声を掛けてあげてください。
もっと言うとスタジオで撮らなくてもいい。iPhone11とかすごい綺麗に撮れるし、普段遊びに行って撮ってもいい、753で神社に行くときでもいいし、成人式の日やブライダルの時に家の玄関先でもいいので写真を撮ってあげて欲しい。
それをデータでなく、写真に焼き増ししてプレゼントしてあげて下さい
キタムラさんならL版や2L版なら50円〜100円で焼き増しできるので。
あっ、でもやっぱりウチのお店には撮りに来て欲しい(笑)
二人の過ごしてきた時間、家族との時間、家族の2人に対しての思い、それが詰まった写真がおじいちゃんおばあちゃんの気の充実、体の活力になってきます。
故人を弔いお見送りするときだけに使うのが遺影・終活写真の使い道ではないんです。
最後に
精神的に余裕のある時、体力的に余裕のある時に撮る事により、その余裕が気の充実や身体の活力になり、逆に長生きに繋がると言われてます。
その写真を見返した時、自分自身も元気になれて周りの人達にも元気を分け与えれる。
それが遺影、終活写真を撮る意味であり本当の使い方です。
是非おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に写真を撮って残してあげてくださいね
以上です〜では!
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樫谷誠人
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