高校写真というジャンルの写真展
こんばんは、観音寺市貸衣裳マリアージュコトブキの樫谷です。
先日の地元の高校「観音寺第一高等学校」の文化祭「観一祭」に民謡とデカンショの着付けで行って来ました。
大雨の予報だった為新しくできた体育館での、演技でしたが室内に音と声が反響してこれはこれで見応えがあり、ええもの見せてもらいました。
着付けをさせていただいた生徒さんありがとうございました！
新しい体育館が出来て、初めて体育館での、民謡とデカンショ。
雨は仕方ないけど、これはこれで音や声が室内を反射して迫力が出てました！
なんとかデカンショだけ、コソっと中に入り少し見れました（笑)
みんなお疲れ様ーー！#観一祭 pic.twitter.com/E0PsCV7sIm— 樫谷誠人 写真好きな貸衣裳屋 (@makoto_kashi) September 8, 2018
そして仕事以外でものすごく楽しみにしてることがもう一つあります。
観音寺第一高等学校写真部の写真展です。この高校の写真部は全国レベルで写真甲子園っていう大会にも年度によっては全国大会に参加するほど実力がある部活です。
ちなみに僕の母校とは全く関係ありません（笑）
「脱走大作戦」
進学校の観一高で勉強で行き詰まる空間からこっそり抜け出して、みんなではしゃいで楽しんでしまおうってテーマでよかったのかな？多分w
テーマ一つを何回も考え直し何ヶ月も掛け、そこから写真の構想を練り上げていくと聞きました
テーマ通りの授業中抜け出して開放的になり、みんなではしゃいで楽しんでる感が出てますね。
本当に面白いなぁ〜脱走感も出てるし、楽しんでるのがわかるね。
高校生写真というジャンル
ご縁があり、顧問の豊嶋先生と知り合い、部員さんもお店のお客さんだったりとかで毎年本当に楽しみに見にいってます！
ここに掲載してる写真は、許可を得て掲載しております。
顧問の豊嶋先生と一緒に。
今年は顧問の先生と少しお話する時間があり、「頭の柔らかい高校生にしか撮れない高校生写真」という分類に分かれると聞いてから、写真を見ると確かにオッさんの僕では絶対に撮らない、撮れない写真ばかりです
展示もしっかりと考え、こだわりが見える
イメージとしては青空のもと、校庭の中庭で楠が程よく植えられていて、そこからの木漏れ日が降り注いで綺麗に光が回ってる状態での写真の展示を想像して配置してたみたいです。
ちょっと雨がね…
ただ大雨だったのが残念。
こればかりは仕方ないけど、僕はこれはこれで水滴がシズル感を出して好きなんですけどね
水滴もまた良し。
目のつけどころが面白い
僕自身、写真の勉強はカメラを置くまで一生続けていくものだと思ってます。でも基本の土台を知り勉強するほど、「写真はこうあるべきだ」みたいな頭が凝り固まって来るんです。
とりあえずみんなは、写真マニアにはなっても機材マニアとかカメラマニアとかにはならないでね（笑）
光の使い方はこう、構図はこう、とか。。。そこからオリジナルの世界観を出していくんですが、高校生はあくまでも部活です。高校生に入りカメラを持った子がほとんど、凝り固まってない頭と感性だけでものすごく伝わってくる写真が多く展示されてました。
ええ感じに気持ちが入ってると思う。モデルの子を本当に可愛いって思って撮ってる。
こんな感じの写真は僕撮れないな〜カメラ構えた瞬間、頭で構図が勝手に固まるから。
ノーファインダーで撮ればいけるかも（笑）
見たことある人発見w
こちらもw
入ってる言葉もセンスを感じる
同じ海を撮ってもみんな捉え方が違う
今インスタで流行ってる三豊市のウユニ塩湖風のリフレクションのシルエット写真なんか一枚もない。
もう僕は一回撮ったら飽きました……似たり寄ったりの写真はもういらない
撮る人が違えば写真の捉え方や考え方、機材・色の出し方、レタッチが違うのは当たり前だし、時間、季節、天候、でも全然違う。
それが写真だと思う。
この生徒さんたちはプロでもハイアマチュアでもない、高校生なんです。
でも不思議となぜかずっと見れるんです。
一回写真を見て通り過ぎてまた見に帰ってくるみたいな。
「なぜかわからないけどずっと見れる」てのが本来の写真の本質なような気がします
こういう写真とか好きだわ
ぱっと見の派手さはなく、インスタ映えといったような場所や派手な加工の写真が主流になってるなか、真逆の感性や直感のみで撮った写真だからだと思うし、とにかく気になるんです。
いいカメラなんか持っていない
部活の範疇なので１００万もするようなカメラレンズはまず持ってないと思います。プロの個展と比べると仕上がりの解像はやはり落ちます。
構図も光の捉え方も人によって様々。上手い子もいれば、下手な子もいる。部活だから当たり前。
でもなぜかいいんです。（さっきから「なぜか」って言葉を使いすぎですね、本当に失礼な大人でごめんなさい。）
生徒さんたちは自分の中の感性や好きのみで勝負してます。だから僕みたいな頭の凝り固まったおっさんには逆に響くものがあり、勉強になります。
かといって、若い頃に戻って一から頭の柔らかい時に写真の勉強したいとかは思わないけどね（笑）
今が一番大切やし、今僕の中にあるlike「好き」の部分でどこまで踏み込んで、臨場感のある写真を撮れるかってのが僕の課題。
「最近の若いもんは〜」「基本がなってない」とかの一言で一蹴するんじゃなく、年齢関係なく「良いものはいい」って、自分が信じれるものを吸収して自分の糧にしていきたいと思います。
あっ！今から一週間は校内でまだ写真を展示してるみたいです。
ただ生徒限定みたいで一般公開はしてないみたいですが、一報頂けたら一般の人も見せてもらえるらしいです。
詳しくは学校に聞いて見てくださいね。
今年も楽しませていただきました。
また来年も必ず見に行きますね〜
今日はこのくらいで〜では！
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樫谷誠人
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