機材や撮り方の知識より、大事に思ってます
おはようございます。暖かくなりロケの予約も増えてきました。
その中で外で撮影してから帰ってきて大切にしてることがあります。
「レンズとカメラの清掃」
この手の記事や動画はかなりあるので少し内容飛ばします
ググってください（笑）
詳しく知ってる方はスルーでもいい内容だと思います。
ただ自分なりに大切にしていることをまとめました。
ブロアーやブラシでレンズやカメラ本体についたホコリやチリを取る。
車の洗車で考えると最初に水で砂利や泥を洗い落とすのと同じです。
ここをおろそかにして、そのまま拭いたりすると車の塗装に傷がつくのと一緒でレンズにも細かい傷がつきそれが解像度にも影響して写真になって現れます。
エアースプレータイプもありますが、噴射が強すぎるためブロアーで優しく丁寧に吹いてください。
それでのかない場合はブラシでそっと撫でるくらいでいいと思います。
吹くときは下向きに
ブラシも専用のものを。高いものではありません。
あとはどのメーカーにもついているイメージセンサークリーニングという機能があります。
どのメーカーにもついてます
真ん中の四角いのがイメージセンサー（撮像素子）
イメージセンサーはカメラの本体についていて、人間でいう「目」という部分。
ここにホコリがついてると黒い黒点となり写真に出てきます。
ひどいときは何か所も出るときもあります。
外でレンズ交換をすると、どれだけ気をつけてもホコリやチリが入ります。
強風の森や海とか
イメージセンサークリーニングはイメージセンサー自体が振動してホコリを落としてくる。
それからブロワーで吹くと、その日ならばホコリやゴミは取れると思います。
その日にメンテナンスしないと一週間、一ヶ月するとそれが付着して取れません。
イメージセンサーは絶対に触らない
イメージセンサーはレンズから入る情報や光の量を電気信号に変える、とても精密で大切な部分。
一眼レフの場合はレンズを除けると、最初にミラー（鏡）が出てきます。
そこからミラーアップするとイメージセンサーが出てきます。
ミラーアップをするとイメージセンサーが出てきます
ミラーレスの場合はレンズをのけた時点でイメージセンサーが出てきます
鏡がないのですぐイメージセンサーが出てきます
上記にも書いたけどイメージセンサーは人間でいう「目」の役割、もっというと「網膜」くらいの繊細な部分です。
例えば「目」が痛いとか調子悪いとかで、自分で治療する人はいないと思います。
自分で網膜を傷つけるだけです。僕ならすぐ目医者に行きます（笑）
どれだけ汚れても、ゴミが付いてても機材の素人が触ったらいけない部分だと思います。
ニコンなら１万円を超えるプロ用のクリーニングセットもあり、使いこなせれば確かにイメージセンサーも清掃できるかもしれません。
でもイメージセンサーを触らなければ安いクリーニングキットで十分です！
絶対触らないほうがいいです。イメージセンサーの清掃はメーカのプロに任すべきです。
イメージセンサーを手探りで清掃することにより、そこに圧力や負荷がかかりコンマ何ミリやミクロン単位でもズレが出た場合、オートフォーカスや取り込む情報にも影響が出てきます。
そして傷や拭き残しがあった場合、さらにひどい状態になりすべての写真の解像度に影響が出てきます。
もし指紋がついたとか、ゴミが多くて全然取れないって場合はすぐメーカーに出してください。
メーカーによりますが数千円でしてくれると思います。
ヘタに自分でしてイメージセンサー自体に不具合が起きた場合は、カメラを分解して微調整・修理するので数万円単位の修理費が必要です。
あっ！僕は触ったことありません（笑）怖くて触れない。
後玉は吹くだけでいいと思う
一番前にあるレンズが「前玉」
レンズの一番後ろ側にあるのが「後玉」
「前玉」は外気に触れる機会も多くフィルター交換時など、ふとした時に指紋がついたり汚れがつきやすくなります。
専用のクリーニングペーパーとクリーニング液を使ってください
ブロアーでホコリを落として、専用のクリーニングペーパーで液を数滴つけ中心から円を描くように優しく撫でるくらいでいいです
そのあともう一度ブロアーで吹いてください
強くやりすぎるとコーティングがのきます
「後玉」はほとんどカメラ本体と接しているので、汚れもつきにくいしブロアーで吹くくらいでいいと思います。
イメージセンサーに一番近い側のレンズなので個人的に気持ち悪いから拭きません
電気接点部分も拭きます。
ストロボつけるホットシューやカメラ・レンズのマウントの金メッキの部分になります。
どうしてもこの部分は擦れて「皮膜」が貼ってくるので、汚れすぎると接触不良でストロボが光らないとかオートフォーカスが作動しないことがあります。
頻繁に汚れるところではないので、たまに拭くといいと思います。
クリーニングペーパーや専用クロスでそのまま拭いてもOKです
細かい掃除したいときは爪楊枝にクリーニングペーパーを巻いてもいいですね
丸い部分が電気接点
乾拭きで少し撫でるくらいでOKです。
最後にブロアーで吹いてください
あと余裕があれば
ナノカーボンペン
ナノカーボンペンという接点改質剤を電気接点部分に塗ってもいいと思います。
カメラ・レンズだけでなくSDカードやiphoneの充電器にも使えて接触不良を防止してくれる優れものです。
長持ちさせるコツはとお客さんに聞かれて
はっきり言ってわかりません（笑）
機械自体に当たり外れがあるし、グレードによっても防水防滴でないカメラもあるし、その人の使用頻度で変わってきます
ただ車やバイクと一緒で共通してることは、
使ってあげることだと思う
高額な物なので宝物を扱うように保管するのは大切です。
でもただの写真を撮るための道具。
強風でも雨でもガンガン使ってやって、その日のうちに綺麗にメンテナンスしてあげるのがいいと思う。
安いクリーニングセットでいいと思う
車なら一年に一回の高額なオイル交換より、三ヶ月に一回の安いオイル交換の方が絶対にいい！
これからもガンガン使ってメンテするよー
カメラさん、これからも長いお付き合いよろしくお願いします！（笑）
今日は以上です〜では！
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