「ほんの少し」を意識したiphoneでの画像編集

今年は本当に暖冬ですね、観音寺市に雪が降ったのは一回のみ。

去年の今頃は氷瀑を取りに行こうとワクワクしてたんですが、そのワクワクすら出てこないくらい暖冬に少し参り気味です。

雪が待ちどうしい観音寺のマリアージュコトブキの樫谷です。

先日、新成人の若い子とスマホアプリの話をしていて写真の編集などのレタッチ(画像編集)は全てアプリでしていると聞きました。

当然僕よりスマホアプリの種類とか詳しく、使い方にもセンスがあります。

その時僕が「彩度やコントラストは上げすぎない方がええよ」って話すと

「彩度って何?わかんないけど感覚でやってるー」って答えが帰って来ました。

カメラマンが当たり前のように使う、彩度やコントラスト、ハイライト、シャドウとか言葉。その意味をわからず、自分のセンスと感性だけでいじってたみたいです。それがまた上手!!(笑)

教えて欲しいと一通り説明したんだけど、自分の当たり前は、知らない子にしたら新しい発見になるんだと改めて思いました。

iPhoneの編集機能で説明しました

自分自身、他のスマホアプリは使わずiPhoneでの編集機能しか使いません。基本フォトショなので。

ただiphonで撮った写真ならこれで十分な機能はついてると思います。

下記の写真で見て行きます。

スタジオのドライフラワーをiphon6sで撮影しました

 

まず1の写真の所の編集を押すと右側の画面になります

 

 

 

2のマークを押すとライト・カラー・白黒の表示に

 

 

そこからさらに入ると細かい設定が出てきます

この機能知ってる人は多いんですが、言葉の意味を知ってからすると編集が早くなります

カラー・白黒も同じ感じで細かく編集できます。

上記のカラーフィルターは一発で好みの色合いにできるんですが、やりすぎてる感があるので僕は使いません

 

「ライト」

ブリリアンス::影の部分を明るくできて、写り込んだ影を薄くすることができる

露出::写真の中の光の量を変えれる。上げすぎるとかなりきつく光が当たってる部分が出てくる

ハイライト::明るい部分だけをさらに明るくしたり、暗くしたりする

シャドウ::影や暗い部分だけを明るくしたり暗くしたりできる

明るさ::写真全体の明るさを上げたり、下げたりできる

コントラスト::写真の中の明暗の差を大きくしたり小さくしたりできる。メリハリの有無。

ブラックポイント::よくわからん(笑)一番黒い所を基準にして濃い色の物の明暗の調整ができるのかな

 

 

わかりやすく極端にしてます。

『コントラスト』

コントラストをあげると明暗差がかなり出てメリハリがつくのに対し、逆に下げると明るい部分と影の部分の差がなくなりメリハリがなくなる

『シャドウ』

明るい部分はほぼ変わらず、上げると影や暗い部分だけが明るくなり影がなくなる。

下げると逆に影や暗い部分がさらに暗くなる

 

「カラー」

 

彩度::色の鮮やかさ。色を濃くしたり薄くしたりできる。彩度を0にすると白黒になる

コントラスト(カラー)::光の明るさでなく、色の明るさ自体を変えることができる

キャスト::色温度(しきおんど)・暖色系(赤)と寒色系(青)に色味を振ることができる

 

これもわかりやすく極端にしてます。

彩度

一番上げると全体の色合いがかなり濃くなる。

逆に一番下げると鮮やかさが0になり白黒になる。

 

キャスト

右側に振ると暖色系の赤みが増える。

左側に振ると寒色系の青みが増える。

やりすぎず少しだけ自分のイメージに合わせて編集がいいと思います

真ん中はオリジナル

上はコントラスト・彩度を少しだけ上げて、キャスト(色温度)を少し赤みに振ってハッキリした印象で。

下はシャドウ・彩度・露出を少し下げて、キャスト(色温度)を少し青みに振ってダークなイメージで。

iphonでの画像編集はやりすぎないの方が良い思います。ほんの少しだけでもかなり印象が変わってくるので「ほんの少し」を意識する方が自分のイメージに近くコツだと思います。

ええ、自戒も込めて(笑)

編集という呼び方をしてますが、すればするほど写真の画像データを壊していってると思ってた方が良いです。

やりすぎるとノイズが入りまくったり、色が飛んだり、目も当てれない写真に仕上がるので気をつけてくださいね

やりすぎはダメだけどiphonでも画像編集はするべきだと思う

例えば男の人なら少し彩度シャドウを落として、キャストを青みに振るとダーキーなカッコいい写真なるし、逆に女の人なら明るさとシャドウを少し上げてコントラストを少し下げると影のない柔らかな明るい写真なります。

鍋焼きうどんなら彩度を少し上げ、キャストを少し赤みに振るだけで熱々の美味しそうな鍋焼きに写ると思うし、青空や海なら少し青みに振ればいいと思います。

撮れた写真によって違うので一概には言えませんが、「ほんの少し」を意識して自分の感性で編集してくださいね。

 

喋るだけならかなり早く説明できるのにブログに書くとめちゃ時間かかるね(笑)

 

皆さん、良きフォトライフを〜!!!では!

 

 

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観音寺市貸衣裳マリアージュコトブキ 写真事業部主任カメラマン ブライダル、振袖、753、お宮参りなどの和装の貸衣裳に関する撮影をしてます。 仕事でも写真を撮りますが、趣味も写真でライフワークの一つとして取り入れ風景や祭りを撮り続けています。 その時にしかない一瞬を切り取り記録でなく記憶に残る写真を撮り続けます。

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